「タンデム自転車って公道を走れるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
結論から言うと、タンデム自転車は全国で公道走行可能です。
特に視覚障害者や家族、友人と一緒にサイクリングを楽しむための手段として、タンデム自転車は非常に注目を集めています。
本記事では、タンデム自転車の基本的な仕組みや、安全に公道を走るためのコツ、さらに東京都でも解禁された背景などを詳しくご紹介します。
公道でタンデム自転車を楽しむためのポイントが満載なので、ぜひ最後までお読みください。
タンデム自転車の公道走行が全国で解禁!その背景とメリット
2023年7月1日、東京都道路交通規則の改正によって、東京都でもタンデム自転車の全面走行が認められました。
1978年に長野県で解禁されて以来、徐々に日本各地に浸透していったタンデム自転車ですが、最後に残った東京都でも解禁されたことで、ついに47都道府県で走行可能になりました。
これにより、視覚障害者をはじめ、多くの人が二人乗りの自転車で公道を走る楽しさを体験できるようになりました。
東京都での解禁の背景
東京都は交通量が多いことから、タンデム自転車の公道走行が遅れていましたが、他の都市での成功例が参考になり、安全性が確認されたため解禁に至りました。
視覚障害者にとってのタンデム自転車の重要性
視覚障害者にとって、タンデム自転車は非常に大切な移動手段です。
1人では自転車に乗れない人が、家族や友人と共にサイクリングを楽しむことができるため、自由度が大幅に向上します。
これは、単なるレクリエーションの枠を超えて、視覚障害者が日常生活を充実させるための重要なツールとなっています。
タンデム自転車が乗れる場所は?
タンデム自転車は2023年7月1日に東京都でも解禁されたことで、47都道府県での走行が可能になりました。
ちなみに、タンデム自転車は道路交通法上では「軽車両」となっているため、歩道を走行することはできません。
自転車を降りて押して歩いた場合は、歩行者とみなされます。
そのため、基本的には公道でのみ乗ることができます。
日本各地でレンタル走行可能
タンデム自転車を気軽に楽しみたいという方に朗報です!
タンデム自転車はレンタルして乗ることができます。
東京都はもちろん、宮城県や神奈川県、大阪府、滋賀県など全国各地でレンタル可能です。
興味がある方はぜひお近くでタンデム自転車をレンタルできる場所があるか調べてみてください。
タンデム自転車で安全に公道を走るためのコツ
タンデム自転車で公道を走る際は、特有の安全対策が必要です。
2人で息を合わせて乗るためには、事前の準備と練習が欠かせません。
パイロットと後部座席の連携
タンデム自転車は、前に座るパイロットと後ろに座る人の連携が鍵です。
パイロットが方向を決め、ブレーキを操作するため、後ろの人はパイロットの指示に従い、ペダルをこぐタイミングを合わせる必要があります。
特に、公道では安全性が最優先なので、パイロットと後ろの人がしっかりコミュニケーションをとることが重要です。
公道走行の際に気を付けるポイント
公道でのタンデム自転車の走行には、いくつか注意点があります。
例えば、普通の自転車よりも車体が大きいので、周囲の車や歩行者への配慮が必要です。
また、視覚障害者が乗っている場合は、より一層周囲に気を配り、安全に走行するための意識が求められます。
安全に乗るための練習方法
安全に公道を走るためには、事前に練習をすることが重要です。
初めてのタンデム自転車では、2人の息が合わずにバランスを崩すこともあります。
まずは交通量の少ない場所で練習し、呼吸を合わせる感覚をつかんでから公道に出ると良いでしょう。
さらに、適切な装備(ヘルメットや反射材など)を整えることも安全性を高める重要な要素です。
まとめ:タンデム自転車は公道走行できる!
タンデム自転車の公道走行が、ついに日本全国で解禁され、視覚障害者や家族、友人と一緒に楽しむ新たな移動手段として注目を集めています。
タンデム自転車は前後の連携が重要であり、事前の練習や安全対策が欠かせません。
東京都でも2023年7月から公道走行が解禁され、交通量の多い都市部でも利用が可能になりました。
タンデム自転車は単なる移動手段にとどまらず、コミュニケーションやレクリエーションとしても幅広い可能性を持っています。安全に楽しく、タンデム自転車でのサイクリングを楽しんでくださいね!
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